コラム

2019年11月28日
～大阪の交通事故弁護士～　ＪＡ共済との懇談会　　損保・共済の今この瞬間の使命

２０１９．１１．２８

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

昨日はＪＡ共済との懇談会、懇親会に出席しました。懇談内容については、ここでは書けませんが、様々な問題点に関して活発な議論が行われました。私個人としても、ある問題点について、私がずっと採用してきたやり方があるのですが、そのやり方を説明してみたりしました。これは、ＪＡ共済の方に行っているというより、弁護士の方に言っているわけですが。

ちなみに、同じことを損保協会との懇談会でも発言しています。

お酒を飲みながらの懇親会で、ＪＡ共済の方にお話ししたのですが、今日の損保や共済の方の最優先の使命は、台風などの災害に遭われた方に対して、迅速に保険金を支払うことだと思っています。私の手持ち事件の担当者の方も、関東に応援に行かれた方がいらっしゃいます。そういう国難とも言える状況で、一国民としては、自動車保険の賠償金を２０万、３０万と下げることにあまりリソースを割いてほしくないのです。もちろん、そういう主張が法的正当性を有するのであれば別ですが、「示談なんで何とか折れてください」と粘ることは、まともな弁護士を相手にしたら時間の無駄でしかありません。

早く終わるべき仕事は早く終わらせ、より多くの人材を被災地に投入するという観点は、損害保険・共済の経営層に共有していただきたいと、これは「護民」を志向する在野法曹の一人として、訴えていきたいと思います。