コラム

2019年2月7日
司法試験受験者が減少していることについて

２０１９．２．７

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

司法試験の受験者減少が凄いことになっていますね。まあ、ロースクール制度導入時から見える人には見えていたことです。水が高いところから低いところに流れるように、人は稼げない職業から稼げる職業に移っていく、ということです。また、稼ぎたい人は競争を嫌うものです。

しかし、弁護士の中に物が見えない人が相当割合でいたということがわかります。こんな弁護士につかまったら、クライアントも大変なのかも知れません。しかし、物が見える弁護士にとっては、競争相手の相当割合が見えない人々であるとしたら、まさしく僥倖です。「来た、見た、勝った」状態ということなのですから。やはり優秀な若者には、怖がらずに弁護士になったらいいよ、と言いたいですね。他方で、あんまり優秀じゃない若者には、やめといた方がいいよ、と言ってあげるべきなのかもしれませんが、その辺は難しいですね。