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~大阪の交通事故弁護士~ 対スコットランド戦で気になったことなど その3

コラム

2019年10月18日
~大阪の交通事故弁護士~ 対スコットランド戦で気になったことなど その3

2019.10.18

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

13日夜のラグビーワールドカップの日本対スコットランド戦を見ていて、少し気になった点の続きです。

この試合に限らず、今の日本はフォワード周辺で密集、特にラックを作り、連続攻撃を志向しています。

既に述べたようにラックの整理が進み、基本的にマイボールを確保しやすくなっているため、これは恐らく日本に限らない最近のラグビーの特徴と言えるのでしょう。

ちなみに、私がラグビーをしていた30年ほど前は、ラックよりもモールの方が相手方ボールになるリスクが低いという前提でした。相手に捕まったら後ろを向いてボールを見せ、そこにフォワードが集まり、モールを作るという指導を、私たちは受けていました。

そんな中、プレディスローカップのビデオを研究していた自分は、ニュージーランドがラックを作ったかと思うとすぐにボールを出すのを見て、衝撃を受けました。前提として、その前の攻撃でゲインラインを超えているのですが、ボールの保持者は捕まっても後ろを向かないことが多いのです。そのまま前進しながら意図的にボールを地面に置くか、ボールを味方に向けて倒れ、集まってきたニュージーランドフォワードが、オーストラリアのフォワードをあっさりとスイープしていく光景が繰り返されました。実は当時、このスタイルを自分の高校に持ち込もうとしたのですが、周囲に全く理解されなかった苦い思い出があります。

だいぶ話がそれてしまいましたね。何を言いたいかというと、南アフリカを相手として想定すると、このラックを連続支配して攻撃を継続するというパターンが通用しない可能性が高いのではないか、ということです。フィジカルの強さ(体格の大きさ)、また前に出るタックルが大好きという特徴のある南アフリカですから、日本はタックルライン当たりで捕まる回数が多くなるでしょう。当然、後ろに下がりながら密集に入るわけです。後ろに下がりながら、体の大きな相手が突っ込んでくるラックというものは、非常に厳しいものになります。9月の南アフリカ戦も、そんなシーンが少なくなかったと記憶しています。

そうなると、一昨日に記載したような、キックを含めた多彩なバックス攻撃の合理性が高まるというわけです。

 

 

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