• 大阪で弁護士に交通事故の相談をするなら岸正和法律事務所

腱板損傷 早期のMRI撮影の必要性 その1

コラム

2018年10月15日
腱板損傷 早期のMRI撮影の必要性 その1

今日の上本町・谷町九丁目エリアも、過ごしやすい天候です。秋ですね。

例えば、交通事故に遭い転倒して、頚から肩にかけて痛みがあるケースを想定してください。レントゲンでは頚も肩も異常がないので、よくある頚部捻挫(むち打ち)だろうと考えてリハビリに励んだが、肩の痛みがほとんど引かないで1、2か月経過してしまうということはよくあります。

ここでどうもおかしいと考え、事故から3か月近く経過した頃に、大きな病院を紹介してもらいMRIを撮ったところ、腱板損傷と診断されました。しかし、事故によるものかどうかわかりませんと言われました、という話も、実は結構あります。この場合、自賠責で腱板損傷と交通事故との因果関係を認めさせるのは、非常に困難です。

(続く)