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~大阪の交通事故弁護士~ 実況見分調書等の刑事記録をとる手続き

コラム

2021年2月14日
~大阪の交通事故弁護士~ 実況見分調書等の刑事記録をとる手続き

2021.2.14

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

交通事故事件では、警察が作成した実況見分調書等の刑事記録のコピーをとることが多いです。特に、過失相殺されそうな事案では、必須のものです。

この実況見分調書等をとるためには、検察庁や裁判所に申請する必要があるのですが、その入り口として、警察署から検察庁に事件が送致された日、検番、送致先検察庁名などを聞き出さなければなりません。

大阪でこの仕事をしていると、少し前までは、ここでつかえることがありました。本当に、3年程前までは、被害者の方ご本人が警察署に出頭しても教えてもらえません、ということが度々ありました。

法曹同士である検察については、大阪弁護士会と話がついており、大阪地方検察庁から大阪府警にも話は行っているようでしたが、特に南の警察署まではそれが周知されていない傾向がありました。「教えられません」と、本気で思っているような警察官が、少々いました。

私は、大阪地方検察庁の記録係の職員さんに、仕事ついでにこの問題を訴えたことがあったのですが、それからしばらくすると、被害者が検番等を警察官に教えてもらえないということがほぼなくなりました。真相は不明ではありますが、私個人のレベルでは、やはり苦情は、訴える相手が重要だな、と強く感じる出来事です。末端の警官にいくら訴えても、大阪府警という大組織の中ではうやむやになって行くことが多いのです。しかし、検察庁にしっかりと伝わったら、警察の上層部にも伝わることが多く、上に伝われば警察は組織上、改善を徹底できる能力は非常に高いと思うのです。検察庁は、警察と比較すると、かなりこじんまりとした組織ですし、事務官さんから上がってくる具体的な情報に対する検察官の感度も、高位の警察官のそれと比較すれば非常に高いイメージがあります。

 

 

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