コラム

2020年12月27日
～大阪の交通事故弁護士～　今年一年を振り返って　その１

２０２０．１２．２７

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

大みそかまでの５日間、今年を振り返ったり、来年の抱負を語ることにしたいと思います。

今年を振り返ると、やはりコロナに振り回された一年でした。企業経営者や自営業者で影響を受けなかった者はいないのではないでしょうか？

ただし売上を見ますと、幸運なことに、弊所の今年の売上は史上最高額となりました。というのも、１～３月に終結した高額報酬事件が多かったことがその大きな要因です。去年の売上が、事件の長期化により、今年の１～３月にずれ込んだというイメージです。

弊所は、平成２７年９月に創業して、実質増業２年目である平成２９年までは売り上げを急激に伸ばし、実質創業３年目である平成３０年からは売り上げを緩やかに成長させる局面に入るという、法律事務所一般の成長パターンを実現できていると言えます。

法律事務所というのは、事件を解決してようやく成功報酬が入るという収益構造がありますので、創業から半年くらいはなかなか売り上げが伸びません。他方、創業１年を過ぎたころから、その弁護士本来の売上が顕在化され始めます。売り上げを急激に伸ばせるというのは、その程度の意味でしかありません。

したがって、今のところは、コロナに振り回されても、経営悪化という事態は回避できているということになります。これは本当にありがたいことです。たくさんのお客様に、御支持御応援を頂戴できましたお陰です。ありがとうございました。また、仏神にも感謝です。

ただし、上記のような法律事務所の収益構造からすれば、コロナ禍の影響が売り上げに出始めるのは、実はこれからであると考えるのが妥当です。恐れなければなりません。悲観しなければなりません。気を引き締めなければなりません。そして、対策、準備をするしかありません。実際、これまでも影響を小さなものにするため、様々な施策を打って参りました。