コラム

2020年11月19日
～大阪の交通事故弁護士～　交通事故紛争処理センターの期日について

２０２０．１１．１９

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

昨日今日と続けて、紛争処理センターの期日がありました。現在、紛争処理センターは業務を継続しているのですが、電話を利用しています。ですから、弁護士にとっては、事務所にいながら期日に参加できるので、往復時間を節約できるため、利用しやすい状況となっています。

ただ、示談あっ旋で解決せずに審査になると、出頭する必要があるようです（現時点での運用は未確認ですが、５月頃はそういう方針でした。）。しかし審査は、審査委員が退官された裁判官を含みますので、高齢者と同室に長時間入り、言葉のやり取りをすることになります。そのために私は、審査こそ、リモートで行うべきかもしれないと思います。しかし、審査の際、審査委員から当事者が質問してもらい、それに被害者が応答することでこちらに有利な心証をとってもらうことが必要である場合が少なくありません。とすれば、現段階では、出頭して直接目の前で反応を見るということは不可欠であるという考えの方が多数であることでしょう。

結局、感染状況が悪化すれば、審査の方はストップせざるを得ず、その結果、あっ旋もストップということになるのかな、と思っています。