コラム

2020年8月22日
～大阪の交通事故弁護士～　医師の意見書や画像鑑定報告書について

２０２０．８．２２

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

放射線科医による画像鑑定報告書や整形外科医、脳神経外科医による意見書を発行する業者というものがあります。弊所も現在２社と、お付き合いがあります。また、これからも新しい業者を開拓していくつもりでもあります。

特に後遺障害認定の場面では、他覚所見の有無、内容が主戦場となることが多く、また他覚所見から症状を説明、証明する場面において、説得力を持たせるために、多数の論文を引用することも必要です。また、文書に責任を持つドクターのご経歴も、重要と認めざるを得ません。個人的にはあまり好きな考え方ではありませんが、世の中、何を言うかよりも誰が言うかが重要である、という場面はあります。

この分野で、どの業者を選ぶかも、弁護士の腕の見せ所です。また、業者を通じてドクターと記載内容を調整する仕組みになっているのですが、その際、ドクターとどのような交渉をして、どのような内容のものを完成させるのかも、同じく弁護士の腕の見せ所です。