コラム

2020年8月18日
～大阪の交通事故弁護士～　民事裁判のＩＴ化　　１年早ければ・・・

２０２０．８．１８

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

先日ここでも書きましたとおり、お盆の間、大阪弁護士会の研修などをＥラーニング受講していました。主に、民事裁判のＩＴ化に関する研修を受けたのですが、実は大阪地裁などのいくつかの裁判所は、今年の２月から民事裁判のＩＴ化を進める取り組みを開始する予定でした。私が受講した研修も、去年の９月や今年の１月に、大阪弁護士会の会員向けに、そのイメージを持たせるためのものなのです。生講義収録の際は当然、新型コロナウイルスのことは意識されていませんでしたので、「２月からはこうなるんだ。」と、弁護士や大阪地裁の裁判官の熱意や期待、そして少しの不安というものが、大いに感じられる講義となっています。

実際に２月から３月にかけては、ＷＥＢ会議を利用しての民事裁判手続が少し行われたのですが、４月からは裁判所もストップして、今もその混乱の影響は大きく残っています。まさに一寸先は闇です。

もし、民事裁判のＩＴ化のスタートが１年早かったらな、と考えている司法関係者は多いことでしょう。