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~大阪の交通事故弁護士~ 司馬遼太郎さんの「城塞」を読んで その1

コラム

2020年6月8日
~大阪の交通事故弁護士~ 司馬遼太郎さんの「城塞」を読んで その1

2020.6.8

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

先日、司馬遼太郎さんの「城塞」を読み終えました。大阪城落城、豊臣家滅亡の物語です。

司馬遼太郎さんは、「覇王の家」や「関ケ原」でも同じなのですが、三河武士、徳川家及び家康に対して、かなり辛辣な書き方をされます。特にこの本においては、家康らの陰湿さが強調されています。かなりの徳川贔屓、家康ファンの私でも、家康のことが嫌いになりそうな勢いでした。

他方、大阪方の後藤又兵衛、真田幸村、毛利勝永及び木村重成などは、好漢として描かれています。特に後藤又兵衛は魅力的に描かれています。豊臣秀頼も次第に父と慕うようになったのみならず、彼の部下たちからの心酔が半端ではなかったのです。その最後も、小松山、今の玉手山に取り残された部下たちを救出するために突撃中、弾に当たってしまったことによるものですから、実に部下想いの理想の上司の姿が見えます。

実はこの又兵衛の最期のところを読んでいるとき、私は近鉄電車に乗り河内国分という駅にいました。夜でしたので、玉手山は見えませんでしたが、駅から南を見つつ、ちょうどこのあたりで又兵衛は亡くなったのだろうと思い、南無阿弥陀仏と唱えてしまいました。

 

 

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