コラム

2020年4月6日
～大阪の交通事故弁護士～　自分や家族の命を守れるのは、最終的には自分だけ

２０２０．４．６

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

私は、両親と同居しています。二人とも後期高齢者です。普段から、私が両親の生命身体の安全を保障すべき立場にあるという認識を持っています。私自身は、ほとんど完全かつ理想的な健康体なのですが、新型コロナウイルスとの関係では、それはあまり意味がなく、ウイルスを自宅に持ち込まないよう、警戒して毎日を過ごしております。

２月の初めに、母親が長い間お世話になり、病を完治させていただいた先生に、最後の検査結果を聴くために、私一人で病院に行きました。結果を聴くだけでしたので、母親は体調が悪いということにして、連れて行きませんでした。本当の理由は、新型コロナウイルスの院内感染を恐れてです。

先生にこれまでのご尽力に対するお礼を述べた後、「せっかく先生や病院の皆様に守っていただいた母の命を、新型コロナウイルスなんかに奪われることがないよう、気を付けます。」と申し上げました。当時はまだまだ危機感がない頃だったので、先生も看護師さんも少し戸惑っておられました。「えらい大袈裟な息子さんやな。」と思われたかもしれません。

これから、先生に述べたことを絶対に現実のものにしなければならない、そのための長い時間軸での戦いが待っていると、気を引き締めております。

そして、自分や家族の命を守れるのは、最終的には自分だけなんだ、ということを実感しております。賢く情報を収集し、悲観的に思考し、徹底的に準備をして、この防衛戦、迎撃戦を戦い抜く覚悟です。