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~大阪の交通事故弁護士~ 一人ぼっちのギャンブラー

コラム

2020年3月29日
~大阪の交通事故弁護士~ 一人ぼっちのギャンブラー

2020.3.29

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所又は自宅で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

本日から、冒頭の定型文を少し変更し、「事務所又は自宅で」としました。そろそろ、自宅での仕事も現実味を帯びてきました。既に自宅で仕事をするためのPC及び無線LANを新しいものに交換しており、できる限りの準備は整いつつあります。一度だけ事務所に自家用車で来れば、記録や使用頻度の高い文献等、電子化していないものも自宅に運び入れることができます。「来るなら来い」の迎撃態勢構築です。

ここ数日、PCR検査を抑えるという日本の戦略が、海外メディアから叩かれています。ただ、医師を中心に、日本の検査抑制戦略(と言っても、現在の政府は玉虫色の、よくわからないことを言っていますね。増やすべきであり、その努力をしているが、なぜか増えない、検査数が少ないのは政府の本意ではない、というニュアンスを感じています。この辺が日本人らしいところです。)は正しいという意見は、まだ強い。

軽症者は無視して、重症患者を殺さないことに全力を注ぐ、すなわち防衛線を後方におくというのは、司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」で有名となった、ロシア人得意の「戦略的後退」をイメージさせます。しかし、結果的に、ロシアは「戦略的後退した」奉天会戦でも敗北するのですが・・・。個人的には、自分は頭が良いと思い込みがちな人がやらかす、頭の中だけで成立するお話ではないか、と思っています。野に放たれた軽症者、そして無症状者が毎日たくさんのウイルスを運搬し、やがては大量の重症者が病院を襲うと予想します。また、そもそも十分な、歪みのない統計なしで感染症と戦うということが、私には全く理解できません。すなわち、クラスター候補を探り出し、そこから追跡した被検者で検査リソースの大半を占めていた段階で、感染者のほとんどが感染経路がわかっていたというのは、当たり前のことです。

他方、世界中のどの国も、日本とは比較にならない量の検査を行っているというのがファクトです。ドイツもイタリアも日本とは違います。今回は、三国同盟を結ぶ相手すらいない、いきなり昭和20年5月のドイツ降伏後の日本です。一人ぼっちのギャンブラーです。

今回は、医学界中枢が「本土決戦派・一億玉砕派」になるのでしょうか?最後にご聖断を降す昭和天皇らしき方は、見当たりません。

今回も戦に負けた後は、「一億総懺悔」なんでしょうか?また、大物医学者の中から戦犯を差し出さないと、収まらないかもしれません。国民も結構野蛮なところはありますので。

昭和10年代後半と同じく、「日本は孤立しているが正しい、世界中が間違えている」ことに賭けてしまったように見えて、色々と考えてしまいました。

ただ、ワクチンや治療薬が見つかれば、土壇場での「原爆開発」成功に値しますね。大逆転です。日本は神の国ですから、それに期待しましょう(BCGも)。

 

 

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