コラム

2020年3月1日
～大阪の交通事故弁護士～　東京オリンピックの開催可能性とシンガポールの観察

２０２０．３．１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

シンガポールでもコロナウイルス感染者が、１０２人出ています。

シンガポールという国の気温を調べてみたところ、最高気温が３３度前後で、最低気温が２６度といったところです。これらは、恐らく東京の７月下旬～８月上旬のオリンピック期間と変わらないでしょう。また、湿度が高いということも共通していると思います。

このシンガポールで、現在、いわゆる市中感染がどれくらい認められるかを確認できれば、東京オリンピックの開催可能性を検討するのに、大いに有益だと思います。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-28/Q6E1YBT1UM0W01

という記事によると、

ア　（おそらく）２月２８日時点で、感染者は９６名でした。

イ　感染地域からの入国者に対して、政府が非常に厳格な隔離策をとっているようです。

とすれば、この２日間（おそらく）で確認された６名の感染者の大部分は、市中感染によるものと考えるべきでしょう。

シンガポールの人口は５６０万人で、千葉県より少し多い程度です。両国の検査の能力差はよくわかりません。

現時点では不明なことも多く、素人がネットで短時間、調べただけでの推論ですが、東京オリンピックの開催については、私は楽観的になれません。少なくとも、日本の夏の暑さに過剰な期待をするのは、いわゆる「神風が吹く」と言っているのと変わりません。

まずは多くの患者を補足して、多種の薬を試すというのが、王道でしょうね。

なお、オリンピック中止となれば、日経平均は地獄を見ます。現時点では、日経平均株価はこのリスクを、ほとんど織り込んでいないと見ています。