~大阪の交通事故弁護士~ 外傷性ヘルニアで12級13号という主張について その8

大阪で弁護士に交通事故の相談をするなら岸正和法律事務所

06-6777-7157

〒543-0072 大阪府大阪市天王寺区生玉前町3-25
タマダビル803号

営業時間 / 09:00~19:00 電話受付時間 / 08:00~23:00 定休日 / 不定休

~大阪の交通事故弁護士~ 外傷性ヘルニアで12級13号という主張について その8

コラム

2020/01/18 ~大阪の交通事故弁護士~ 外傷性ヘルニアで12級13号という主張について その8

2020.1.18

 

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

 

先に言葉を定義しておきましょう。

 

事故前から椎間板は突出していたものの、痛みや痺れといった自覚症状を伴わなかったというものを、以下では「無症状性ヘルニア」と言います。

 

他方、今回の交通事故により椎間板の突出が起こり、かつ症状が出た場合を「外傷性ヘルニア」と呼ぶことにします。これに対しては、色々と抵抗のある臨床医の方もいるでしょうが・・・。私が取り上げた日弁連の研修の「外傷性の傷害」も、ヘルニアについて言えばこの意味だと思います。

 

例えば、MRI画像で椎間板ヘルニアが確認され、それに整合する痛みや痺れが生じているとします。しかし、椎間板の突出と今回の事故との因果関係は不明であるため、外傷性ヘルニアとは認定されていません。つまり、もともと無症状性ヘルニアがあったところに、今回の事故によりエネルギーがかかり、症状が現れたということになります。このケースを、仮に加重の考え方に従って処理してみると、こうなります。

 

①昨日の記事に記載したとおり、現存障害の認定に際しては、本件事故との因果関係は問われないので、ヘルニアが外傷性であるか否かによって結論は左右されません。したがって、ヘルニアを12級13号を認定するに足りる他覚所見とする限り(外傷性ヘルニアであれば12級13号を認める立場の前提は、この考え方であると考えられます。)、この場合も現存障害は何かと問われれば12級13号であるということになります。

 

②既存障害については、事故前からヘルニアがあったものの、痛みや痺れが出ていなかったのですから(無症状性)、14級9号すら該当しないもの、すなわち非該当であったと認定せざるを得ません。無症状性ヘルニア=あくまでも潜在的な障害というイメージです。

 

③以上より、控除すべき保険金額はなく、12級の保険金額がこの件の後遺障害に関する保険金額となる、ということになります。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

岸正和法律事務所

【住所】
〒543-0072
大阪府大阪市天王寺区生玉前町3-25
タマダビル803号
※ 近鉄各線大阪上本町駅
大阪メトロ各線谷町九丁目駅からすぐ

【電話番号】
06-6777-7157

【営業時間】
09:00~19:00

【電話受付時間】
08:00~23:00

【定休日】
不定休

■■□―――――――――――――――――――□■■

TOP