2020.1.6
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三国志の曹操の話を少し続けます。
私が最初に曹操の魅力を十分に感じさせられたのは、北方謙三さんの「三国志」を読んだときでした。それまでの自分は「三国志演義」の強い影響下にあり、三国志を劉備、関羽、張飛、趙雲そして諸葛亮中心の物語として見ていました。
しかし、20代半ばに北方謙三さんの「三国志」と出会ったとき、曹操の大きさに圧倒されました。ここに描かれる曹操は、「孤高の戦人」という感じで、まあ格好いいんですよ。いきなり第一巻で董卓軍に負け戦覚悟で突っ込んで行き、その結果、命からがら敗走する場面があるのですが、まあ鳥肌が立ちますね。
劉備も勿論そうなんですが、曹操もよく戦い、よく敗けて、何とか命拾いをして必ず再起する。大成する人間に共通する特徴が、北方謙三さんの「三国志」には描かれていると思います。
私はよく戦い、よく敗け、それでも再起してきた人間に対して興味をもち、敗けることを恐れて戦わないようにしてきた人間に対して、ほとんど関心が持てないのですが、そういうタイプの人間に、北方謙三さんの「三国志」は向いているのでしょう。
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