コラム

2019年6月19日
日弁連交通事故相談センターの研修「高次脳機能障害に関する裁判例の動向」　その２

２０１９．６．１９

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

６月１４日、私は東京まで出張し、公益財団法人日弁連交通事故相談センターの「高次脳機能障害に関する裁判例の動向」という研修を受講して参りました。当分の間、その内容を報告することにします。

講義の終わりの質疑応答の際、なぜ最近はこのように厳しい傾向となっているのかという質問に対し、カルテに不利益な記載があったことや症状の推移が重視されていることが講師により指摘されていました。

しかし、私は、それらは最近始まった話ではないと考えていますので、講義終了後の懇親会において講師とお話をさせていく機会を得て、そのように指摘してみました。講師もそれには同意され、ただ最近何か変わったことというのもお互い思い浮かびませんので、「何故なんでしょうね。」みたいな感じでお話は終わりました。

正直、最近何故被害者側に厳しい判断が多くなってきているのか、今もわかりません。