コラム

2019年2月5日
優れた書籍というもの

２０１９．２．５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

通勤時間を利用した読書についてですが、最近仕事の本を買い込んだというタイミングですので、それらを読んでいます。今は後遺障害に関する非常にわかり易い本を読んでいるところです。

後遺障害については、「労災補償　障害認定必携」という非常に権威のある本があるのですが、少々文章が堅く、またわかりづらいところや説明不足なところがあります。

今読んでいる本は「後遺障害認定入門」というタイトルの本です。これは「労災補償　障害認定必携」の上記欠点を補うものとして非常に有益なものになっています。のみならず、「入門」という割に高度な内容を含んでおり、初心者から上級者まであらゆる弁護士に役立つものと言えるでしょう。

この点は、優れた書籍の特徴だと思います。タイトルは初心者用を思わせるものになっており、内容も基本的知識を中心にしているのですが、ところどころに上級者を唸らせるような知識・情報が記載されており、結果的に多くの読者に支持されるというのが、優れた書籍にありがちなパターンですね。