2019.12.17
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
さて、本日は事務所に、平成25年師走の京都南座顔見世興行の番付を持って参りました。「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」が上演された興業です。後に六代将軍となる徳川綱豊と赤穂浪士の富森助右衛門のやり取りが見せ場のお芝居です。
しかし、番付の記載を確認したところ、私が探していたような記述はありませんでした。ただ、97頁に、「大詰では、綱豊が助右衛門に、義の本質とは結果ではなく思い立った時の志を貫き通すことにあると諭すところが見どころ。」という記述があります。これはこれで、なかなかの見せ場であり、また「元禄忠臣蔵」の主題である「初一念」を貫くことの尊さを示しているところでもあります。
「初一念」とは、わかりやすく言えば初志のことです。初一念を貫くこと、已むに已まれぬ想いを実現すること、結果を絶対視して易き手段に流されぬことを、一浪人に対して後の将軍が語るという、これはこれで面白い場面です。
話がそれましたね。次回、戻しましょう。(続く)
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