コラム

2019年10月24日
～大阪の交通事故弁護士～　むち打ち等の事案は、誰がやっても同じなのか　その１

２０１９．１０．２４

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

交通事故事件のうち物損のみの事件を除くと、むち打ち等の、人身被害が打撲捻挫のみの事件（以下「むち打ち事件」と言います）が非常に多いのです。このむち打ち事件に関して、弁護士により差がつかない、誰がやっても同じ結果になる事件と言う弁護士が少なくありませんが、それは本当でしょうか？

私はこのむち打ち事件を多数やってきましたが、相手によってまた事案によって結果が変わるポイントは結構あります。厳しい相手の事案や立証に難がある事案は、こちらが少しミスや手抜きをすると結果が変わってしまうと感じます。また、同業者と話をしていると、特に理由もなく少ない賠償額で解決されている事案が結構な確率であります。

ですから、むち打ち事件をだれがやっても同じと言っている弁護士については、依頼や紹介を避けるのが賢明かと思います。