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~大阪の交通事故弁護士~ 「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯

コラム

2019年7月4日
~大阪の交通事故弁護士~ 「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯

2019.7.4

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=etf&dir=etf&file=foreign_etf_190628_01.html

利用しているネット証券会社の「『インデックス・ファンドの父』、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 (連載全5回)」を毎回楽しみにしています。上のリンクは、昨日の第4回「独特な会社構造、経費率の引き下げとETF革命」へのものです。

印象に残った部分を引用します。

しかし、投資家からの信頼獲得へ繋がった最も大きな要素は、バンガード独特の投資家本位の「会社構造」です。

この独特な会社構造とは、「外部株主が存在せず、バンガードが運用するファンドそのものが、そのファンドの運用会社であるバンガードを保有する」、という構造です。この構造により、バンガードの投資家はファンドを通して、間接的にバンガードという会社を保有していることになります。

通常の外部株主によって保有されている運用会社の場合、ファンドの信託報酬から得る利益はその外部株主等に配分されなければいけません。しかし、バンガードの場合は、ファンドを運営・運用する費用を上回る利益については、バンガードの保有者であるファンドに帰属することになるため、結果としてその利益によりファンドの経費率を下げることが実現できます。

この独自の仕組みによって、バンガードは会社と投資家の利益相反が起きない唯一の立場を取ることができていますが、これは、ファンドの運用による収益は全て投資家自身に還元されるべきだ、というボーグルの強い思いが根源となっています。

引用は以上です。いかがでしょうか?「顧客を株主にする」ことができれば、顧客と株主の利益相反は起こりえない、ということです。

このジョン・ボーグルを尊敬して、自分の死後はその遺産の大部分をバンガードのS&P 500インデックス・ファンドに投資をするように妻に遺言しているのは、もう一人の天才投資家ウォーレン・バフェットですが、このバフェットの経営する株式会社であり、また投資ファンドでもあるバークシャー・ハサウェイも、ファンドを買いたければ株主になるという点で、似た感じです。しかもバフェットは役員報酬をあまりとってきませんでした。あくまでも株主としての立場で、利益を享受することにより、他の株主の信頼を得るわけです。

 

私も、完全成功報酬制をとる場合、お客様からの信頼やお客様との一体感が強いなと感じるのですが、これも弁護士と顧客との間で利益相反が起こりにくいからでしょうね。

 

 

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