2019.6.12
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
おしんを見ていると、大正時代の髪結いの世界は、いわゆる内弟子制度であり、修業は住み込み前提で許されるようです。その結果か、師匠は弟子に対して絶対的な権力を持っているようです。おしんの師匠が、「うちは和髪しかやらない」と言えば、弟子は皆、「はい」と答えるし、そう言ったはずの師匠が、おしんのみ洋髪の美容師に育成しようとするのですが、当然出て来る古参の弟子からの不満も、師匠の一声で簡単に抑え込めてしまいます。このような師匠の矛盾した態度も正当化できるだけの基盤として、内弟子制度は機能しているなと、私は感じました。
なお、この矛盾や葛藤というものが、組織が時代に合わせて事業転換に成功するために非常に重要なものなのです。この矛盾を内包できる強い権力が、変化できる組織には存在していることが多いように感じます。
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