コラム

2019年6月3日
お酒と仕事

２０１９．６．３

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

最近の医学的な研究結果として、お酒を飲んで体に良いことは何一つない、というようなものを見ることが多いです。

個人的にも、お酒を飲むと家に帰ってからの交通事故賠償実務に関する研究時間がとれなかったり（弁護士は常に最新の知識を頭に入れる必要があります。自宅にいても私は弁護士である時間が長く、またそれを嫌と感じたことがありません。）、翌日午前中の仕事に悪い影響を与えることがあったりしますので、最近の私は、お酒をできる限り飲まないことにしています。このように弁護士としての都合から、お酒を飲まないようにしているのですが、やはり体調が良くなりますね。冒頭の医学的研究の正しさを実感します。

ちなみに、弁護士業界にはお酒が好きな人が多いです。昔は、「胃袋と肝臓で仕事をとる」みたいな風潮があったようです。子供の頃の、江夏や東尾など怪しげな光を放つ太った中年男性のイメージでしょうか。昔は、あんな人達でも一流のプロ野球選手でいれたんですよね。

弁護士の世界はプロ野球の世界と異なり、能力を可視化するのが困難であるという特徴がありますので、今でも「胃袋と肝臓で仕事をとる」という営業スタイルは弁護士業界では有効なのかもしれませんが、やはり多くの依頼者様が怪しげな光に引き寄せられることなく、実力のある弁護士のところに辿り着かれることを願わずにはいられません。