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知ることは見えること、の続き

コラム

2019年6月2日
知ることは見えること、の続き

2019.6.2

 

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

 

昨日ここに記載した、「リーマンショックの頃、私に売りで入るという投資手段があれば、相場は異なる見え方をしていたのだろう、と今では思う」ということに関して、若干捕捉しますと、買いから入るという選択肢しかなかった当時の私には、株価が少なくとも短期的に底を打つタイミングをとらえて、一時的なリバウンド狙いで買いを入れるしかなかったわけです。そのような自分、すなわち株価が底を打つのを待ちこがれていた自分は、何度も株価の底が見えたのです。その多くは幻覚でしたが。

 

私が曹操以上に尊敬している人物であるユリウス=カエサルの言葉に、「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。 多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」というものがあります。当時の私は、まさに「見たいと欲する現実しか見ていない」投資家でした。なぜ株価が底を打ったと見たかったのかと言えば、それが当時の私にとっての唯一の投資機会だったからです。私は「底」を見たかっただけです。

 

もしも当時、私に日経平均先物や株式の信用売りという選択肢があれば、かなり稼いでいた可能性はありますが、もう過ぎたことです。しかし、今の私にはそれがある、それで十分じゃないか、そう思っています。これからの相場では、「現実のすべて」を正確に見ることのできる投資家であろう、そう思っています。底を打っても、打たなくても、全てが投資機会であると、今の私は言えます。

 

 

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