コラム

2019年1月21日
正しい選択か、選択を正しいものにするか

２０１９．１．２１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

最近、高校や大学の同級生と話すことが少なくないのですが、「あいつ今どうしてるの？」みたいな話の流れになることが多いです。普通に就職をして淡々と生きている者もいれば、そうでもない者もいます。各々の若き日の選択が、正しかったのか、間違えていたのか、４０代半ばというのは、その答えが固まりつつある年齢なのかもしれません。

ただ、去年の春にある友人に話したのですが、自分は就職せずに弁護士を目指すという選択を大学時代にしたのですが、それが客観的に正しいとか間違えていたとか、そういうことはどうでもいいことだと思っています。人は、過去の自分の選択・意思決定を、今を真剣に生きることによって、正解にすることができるからです。正しい選択というものが存在してその結果がある、というものではなく、人は正しいか間違えているかよくわからない選択をして、その後の人生で努力を重ねることにより、その選択を正解にしていくことができる生き物なのです。人間には、そういう力が備わっているのです。

そんな話を、また最近、別の友人にしました。これから俺たちがどんな選択をしても、絶対に正解にしてやろうな、という思いを込めて。