コラム

2018年11月7日
無念　大阪弁護士会将棋大会で初戦敗退

２０１８．１０．２２

昨日に引き続き、上本町・谷町九丁目エリアは過ごしやすい気候でした。

今日は午後から大阪弁護士会に出かけて、大阪弁護士会将棋大会の一回戦を戦いました。本来は先週が一回戦だったのですが、私の対戦相手の事情により、今日まで延期されたのです。その対戦相手というのが、かつて日本弁護士連合会の会長を務められた大物弁護士だったのです。

その大物弁護士を５分ほど待たせて、私は大阪弁護士会館の娯楽室に乗り込みました。その手には、セブンイレブンのレギュラーコーヒーが握りしめられていたため、急いできたという感じは全く出せませんでした。遅れてきたことを素直に詫びて、大物弁護士に上座に座っていただくなど少々気を遣い、しかし勝負は忖度なしの本気で倒すつもりで取り組みました。

私は、小学校の５年生のころ、毎日新聞の紙上連載（１０週連続で次の一手を回答するもの。往復はがきを毎週投函した記憶があります。）により日本将棋連盟から２段の認定証を貰い、ほんの一瞬だけプロ棋士になろうと思った人間なのですが、その後はほとんど将棋を指していません。今の実力は、感覚的には３、４級くらいかな、という程度です。

他方、その大物弁護士は、大阪倶楽部という功成り名を遂げた大阪の名士が集う社交クラブで、しょっちゅう実戦を重ねているそうです。弁護士としてはほぼ引退に近いそうですが、将棋指しとしてはむしろ現役のようです。

このような二人の勝負は、大して時間もかからずに終了しました。もちろん、私の負けでした。初戦敗退です。実はこの大会で優勝すると、久保王将に挑戦する権利がもらえるという特典があったのです。密かに、打倒久保王将を狙っていたのですが、見果てぬ夢に終わりました。

ただし、抽選で久保王将に四面指し（４人同時に相手する指し方）で勝負できる権利を貰える、という特典もありますので、こちらに希望を残しています。