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併合14級が認定されました。

後遺障害認定実績

2018年9月1日
併合14級が認定されました。

追突事故による頚椎捻挫、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎捻挫、腰椎椎間板ヘルニアのお客様です。
事故後6か月で保険会社が治療費の内払いを打ち切ろうとしたため、私のところに相談に来られ、私が代理人となりました。すぐに保険会社と内払いの延長交渉をしたのですが、もう会社として決めたことであるということで、延長させることはできませんでした。そこで、お客様には健康保険利用により、治療を継続してもらいました。その後、私がMRI画像鑑定書を取り寄せ、主治医にお手紙を書き、更に病院訪問するなどして事故後8か月半で症状固定となり、被害者請求を行いました。

 

結果は頸及び腰の2カ所について、それぞれ14級9号が認定され、併合14級となりました。

 

ちなみに、保険会社との内払いの延長交渉をしたときに、担当者から、健康保険の利用による治療継続をやめるようにとか、治療をやめさせるとか、もう症状固定をしているなど言われました。この担当者は、本気で症状固定を自分たちで決定できると信じてしまっているようでした。これは全く誤った考え方なのですが(自分たちで決められるのは、内払いの打ち切りであり、これと症状固定とは別の話です。)、このように信じてしまっている保険会社の社員はたまにいます。ただ、治療をやめさせるとまで言い切った保険会社の社員はこの人だけでしたが・・・(こちらはもちろん、「一体どうやってやめさせるのですか?」と笑いながら切り返しましたが。)。

 

なお、本件は、12級に該当する可能性も否定できない事案ですので、現在、異議申立ての準備中です。それでも駄目ならば、次は紛争処理機構への紛争処理申請を行うつもりです。このように、可能性がある限り徹底的に後遺障害等級獲得を目指すのが、私の方針です。