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紛争処理センターについて その6

コラム

2018年9月20日
紛争処理センターについて その6

今日の上本町・谷町九丁目エリアは雨です。気温はそう高くはありませんが、蒸し暑く感じます。

さて、昨日の続きですが、紛争処理センターのあっ旋委員の弁護士は、あくまでも中立的な立場からあっ旋案を作りますので、保険会社も受け入れ易いのです。したがって、被害者の代理人弁護士と同じことを言っていても、保険会社にすんなりと受け入れられることが少なくありません。

保険会社としても、出るところに出てきた感じがありますので、この期に及んで不当な主張をしても仕方ない、という諦めの境地に至っているのかもしれません。

例えば、保険会社による慰謝料に関する裁判基準を無視した主張は、この段階で姿を消す傾向があります。

(続く)