弁護士による明白で疑う余地のない不始末は、他の弁護士が補うべきであり、そうすることは別に下品なことではありません。それで同業者の恨みを買うのなら、仕方がないと割り切ることにしました。もちろん、事件の途中から介入するのは様々な困難もあるため、受任できる事件は実際には少ないでしょう。
因みに、弁護士と連絡がとれない、という話は、この業界では珍しくありません。私の場合は、委任契約を交わした方や交わす見込みの強い方には、私の携帯電話番号をお教えしていますので、この問題は起こりません。弁護士としては思い切った問題解決法であり、同業者からは呆れられています。他方で、依頼者様からは絶賛されることが多いです。