コラム

2024年10月1日
～大阪の交通事故弁護士～　今春、奈良国立博物館の特別展「空海　密教のルーツとマンダラ世界」を鑑賞しました

２０２４．１０．１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

少し前のお話ですが、今年５月、奈良国立博物館の特別展、「空海　密教のルーツとマンダラ世界」を鑑賞しました。

私は、天台宗と縁のある家系に生まれた者ですから、空海さんより最澄さん贔屓です。いや、はっきり言うと、空海さんのことは嫌いです。自分の力がない時代には力のある最澄さんを徹底的に利用し、自分に力がついてからは、「私のところに来て修行しろ。」とまで言えてしまう。このような、貸し借りの関係に鈍感な人格を、私は認めません。

また、密教とか奇跡についても、私は信用していませんので、そういうことで成り上がった空海という人を、やはり信用できません。今の時代に空海さんのような人がいるとすれば、怪しげな新興宗教教祖として扱われている可能性が高いことでしょう。大槻教授にお願いして、空海退治を試みたいところです。

そういうことを考えながら「灌頂歴名写」や「伝教大師求法書等」を見ていました。ちなみに、展示内容は、国宝や重文がずーっと並んでいるという、豪華なものでした。