2024.1.18
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
昨秋、奈良弁護士会館で近畿弁護士連合会交通事故委員会の夏期(季節外れですが)講習会というものがあったのですが、その直前時間を活用して、近隣にある奈良国立博物館で開催されていた正倉院展を鑑賞しました。
「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」の筆頭に掲げられている「九条刺納樹皮色袈裟(くじょうしのうじゅひしょくのけさ)」が今回の目玉だったかもしれません。聖武天皇ご自身が、実際に着用した可能性が高いものです。保存状態が良好であり、先人たちの努力に感謝です。
「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのそうのびわ)」は、評判どおり綺麗でした。このようなものは、袈裟のような布とは違い、保存も容易ですね。
通常、奈良国立博物館での鑑賞が終わると、庭を散策し、「八窓庵(はっそうあん)」を眺めたりするのですが、この日は雨が降っていたせいか、庭への立ち入りが禁止されていました。
その後、駆け足で奈良弁護士会館に向かいました。