2024.1.15
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
今更ですが、時間ができましたので、一昨年、つまり令和4年(2022年)8月の話題を。と言っても、当時事務所ホームページに掲載した記憶があるのですが、検索でヒットしません。多分昨秋に実施したホームページ移設作業に伴い、落ちてしまった可能性があります。
令和4年8月、奈良国立博物館で、「中将姫と當麻曼荼羅」展を鑑賞しました。個人的には、私の生活する地域にある当麻寺の貴重な文化財の展示であり、これは絶対に見なければならないと思っていました。
鹿さんも、夏バテです。実は、後ろ足付け根あたりが痙攣している鹿が多く、心配しています。
當麻寺の本尊である綴織當麻曼荼羅(つづれおりたいままんだら)は、およそ1250年前の奈良時代に、織られたと伝えられています。ちなみに、国宝です。いわゆる中将姫伝説をご存知の方も多いことでしょう。
この原本の写しとして、最も優れているとされるのが、江戸時代の延宝7年(1679年)に描かれ、貞享3年(1686年)に霊元天皇の宸筆を得て完成した、貞享本當麻曼荼羅(じょうきょうぼんたいままんだら 重要文化財)です。
近年、この貞享本の修理が行われ、その修理完成を記念して、貞享本が展示されることになったのです。
現物を見ると結構な迫力でした。また、写真や、別室でパソコンを操作して細部を確認できるようにもなっており、特にパソコン鑑賞が便利でした。これは、原本及び文亀本と呼ばれる写しと貞享本の3種を簡単に比較対照できるようになっており、個人的に結構はまってしまいました。
同時に、なら仏像館で、「特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像 ―奈良・金峯山寺所蔵― 」も楽しめました。こちらは、まだまだ長い間、展示されるようです。お子様が喜びそうな、ド迫力です。