コラム

2021年7月15日
～大阪の交通事故弁護士～　示談で終わりたいので弁護士を入れない？

２０２１．７．１５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

ときどき、「やっぱり示談で終わることにしますので、弁護士を入れないことにしました。」と、相談者様から聞かされることがあります。

この考え方は、間違いです。弁護士を入れても、示談で終わることは可能です。また、示談でも、裁判所の基準で慰謝料などの損害額、賠償額が算定されることになるのです。仮に、保険会社が裁判基準での解決を拒めば、裁判や紛争処理センターという第三者機関に事件を持ち込むだけです。もちろん、依頼者が裁判をしたくないというお考えであれば、普通の弁護士ならば裁判等をしません。

弁護士を入れなくても示談はできますが、一般的に賠償額が低くなるので、弁護士を入れた方がよいと言われているわけです。裁判をするためだけに、弁護士を入れるというわけではありません。