コラム

2021年7月5日
～大阪の交通事故弁護士～　自然災害と交通事故

２０２１．７．５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所又は自宅で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

熱海の土砂崩れは凄かったですね。これから、梅雨や台風で、あのような自然災害が増えることになります。

自然災害と交通事故は、実はつながり、関連があるのです。自然災害が増えると、交通事故の事件処理が遅延することがあります。その原因は、損害保険会社の処理能力にあります。

自然災害があると、損害保険会社は非常に忙しくなります。火災保険や地震保険、その他の保険の損害調査に、多くの人員を割かなければならなくなります。大規模な災害ですと、全国的に応援体制を敷くときもあります。

その結果、どうしても自動車保険の損害サービス部門の人員が手薄になるということです。私は、交通事故被害者側の弁護士ですので、やはり自分の依頼者の事件は迅速に処理していただくことを希望してはいますが、やはり大規模自然災害のときに、保険会社の方が奮闘されているのをお聞きしますと、そこは人間ですから応援したくなります。お客様とお話をしていても、特段の事情がなければ、同じ感覚を持たれる方が多かったと思います。多分、私の依頼者は、優しい人が多いのだと思うのです。