コラム

2021年6月28日
～大阪の交通事故弁護士～　交通事故紛争処理センター（紛セン）の審査手続き

２０２１．６．２８

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所又は自宅で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

今日は交通事故紛争処理センター（紛セン）に、審査の結果を聴くために行き、帰りに大阪弁護士会や大阪天満宮に寄って帰りました。大阪天満宮では、いつも通り、交通事故被害者の皆様のお力になれることを、お祈りして参りました。

紛センでは、まず和解あっ旋を行い、その結果和解が成立しなければ、審査手続きに移ります。最近、２件、審査まで移る案件が続きました。２件とも、当方はあっせん案で解決してもよかったのですが、保険会社が受け入れずに、審査移行したというものです。

個人的には、この和解あっ旋から審査という流れは、非常に勉強になります。同じ事案について、私の見方、保険会社の見方、あっ旋委員（弁護士）の見方、そして審査委員（元大阪地裁交通部部長、弁護士や法律学者など）の見方がわかり、それらの違いには、必ず学びがあります。そんなお話を、審査の結論が出た後、担当あっ旋委員の弁護士と少ししていました。学びの内容については、後日依頼者様と打ち合わせた上で、依頼者様のお許しを得た限りで、ご紹介するかもしれませんが、今の段階では何も書けません。

これからも、この審査手続きを積極的に活用していきたい、そう考えています。