コラム

2021年4月5日
～大阪の交通事故弁護士～　弁護士会などの無料法律相談と民業圧迫

２０２１．４．５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

弁護士会や市役所の無料相談を敵視する意見が、Twitter等で弁護士から発信されているのを見ることがあります。いわゆる民業圧迫というような意見です。もちろん、それらによって個々の弁護士の事業が圧迫されているという面が存在するのは否定し難いでしょうね。

しかし、それらによって、弁護士を入れることの意味や有効性を知ったという方もいます。とりあえず弁護士会や市役所という社会的信用があるところで弁護士に相談をして、それを踏まえて具体的な弁護士は自分で探すという方もいますので、圧迫の度合いは、少なくとも現時点においてはそれほど強くないのでしょう。

私のところでも、市役所の無料相談に行って、弁護士を入れると得をすることだけはわかったが、どうもその弁護士は頼りないので、彼に依頼までする気には到底なれなかった、岸先生とは全然違うと相談者から言っていただける事例というのは、実はまあまああります。

ありがたいお話です。