2020.12.23
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
話を少し戻しましょう。最初、「そこから先が様々な意味で私らしいのですが」と書きました。事務所から木製の職印が支給されるのを拒み、ほとんど自腹を切って象牙の印鑑を購入するという点についての感想です。なかなか、こんなことをする新人弁護士は珍しいのではないでしょうか?
自分の美的感覚に関して一切の妥協をしない頑なさ、新人弁護士が象牙印でボス弁が木製印であっても全く気にしない協調性の欠如、しかし身銭を切ろうとする強烈な自立心等々。
今振り返って見ると、「こいつは面白い新人弁護士だなあ。」と感じます。
また、仮に、法律事務所事務員時代にお世話になっていたところに、イソ弁として就職していたとしましょう。今も記憶にありますが、弁護士の職印が9本入る箱の中、手垢に穢れた木製職印多数の中に、ただ1本だけ典雅な象牙の職印が、気高く、優美に聳え立っていたことでしょう。それが新人弁護士の職印である、そういう絵を見てみたいような気持ちが、自分の中にはあります。
確かに、「こいつは組織人としては全く駄目だなあ。」と感じます。
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