コラム

2020年10月26日
～大阪の交通事故弁護士～　弁護士という仕事のしんどさ

２０２０．１０．２６

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

弁護士をしていると、時々、お金に関する争いというものが嫌になるときがあるようです。

あるようです、というのは、私の場合、交通事故事件の被害者側にポジションを限定していますので、相手方のほとんどが損害保険会社です。このような場合は、お互い仕事で、かつ当事者の代理人同士ですから、かなり冷静に、淡々と仕事ができるので、ほとんどないように思います。

他方、日々、離婚とか労働問題とか、素人同士で感情が大きくもつれてしまったような事案に取り組んでいる弁護士や、刑事事件で万引きの示談をお願いする立場にある弁護士というのは、大変だろうなと思います。私自身、独立する前には、このような事件で、かなりしんどいなと感じたこともありましたね。

正直、交通事故被害者側限定で仕事をしている自分は、事件、依頼者そして相手方に恵まれていると思います。その結果、仕事が好きになれたことが、何よりの幸福ですね。