コラム

2020年10月1日
～大阪の交通事故弁護士～　交通事故弁護士の自己分析

２０２０．１０．１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

毎月１日の午前は、神社にお参りに行きます。氏神様、産土様と事務所の氏神様である生國魂神社には毎月１日にお参りをしていますが、今月は、大阪弁護士会に用事があったため、大阪天満宮にもお参りに行くことができました。

それぞれの神社に、これまでどおり交通事故被害者の皆様のお力になれるよう、お願いをしてまいりました。

昨日、交通事故被害者のお客様と、受任事件の示談が成立したご報告をした際、少し雑談をしていたのですが、私は若い頃、弁護士になってお金を儲けるためには、大企業やお金持ちと顧問契約をして、弱い者を虐めることが必要だから、自分もそういう弁護士になるものと思っていました。いや、実際に弁護士になるころまではそう思っていたと思います。

しかし、実際に弁護士になってからは、交通事故被害者のために、損害保険会社という大企業と戦う仕事をしています。この仕事は、やってみれば、とても楽しいものでした。自分がお金持ちになれたのかどうかはよくわかりませんが、今ではそんなことはどうでもよいような感じがしています。そんなことよりもこの仕事を通じて、結構自分は困っている人を助けることが好きなんだなとか、割と正義感があるみたいやなとか、今の俺はええこと言うたんちゃうかなとか、なんか人権派弁護士みたいになってきたな等々、自分について発見することがたくさんあります。また、やはり私は仏教者の末裔なんだな、と納得することも少なくないです。

自分という人間を理解するためには、自分がとってきた行動を基礎として、そこから逆算して考えるべきなんでしょうね。