2020.9.25
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
「第二次世界大戦中も昼からシャンパン 「帝国宰相」ウィンストン・チャーチルのリーダーシップ」という記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/2369e13d3ecbced68ef46da345f68e5c13e8c470?page=3
を読みました。
その中に、ボリス=ジョンソン英首相が、自ら著したチャーチルの評伝の中で、「マルクス主義の歴史家たちは、歴史とは巨大で非人間的な経済の力によって形づくられるものだと考えている。チャーチルはこうした考えに対する生きた反証だ。『チャーチル・ファクター』、つまりチャーチル的要素とはつまるところ、『一人の人間の存在が歴史を大きく変え得る』ことを意味する。・・・ではもし「チャーチルがいなかったら」世界はどうなっていたのか、おそらくイギリスはナチスの軍門に降り、その後の世界史は大きく変わっていただろうと断言する。」と記されたことが記載されています。
この部分は、私にとって非常に懐かしい思考です。というのは、13年ほど前、自分で作ったホームページに、ブログのようなものを書いていたのですが、これとほとんど同じ文章を書いた記憶があります。ネットで検索したところ、残念ながらもう、ホームページ自体がヒットしなくなっていますが。
あの頃、堺屋太一さんの「世界を創った男 チンギス・ハン」を読み、唯物史観云々とチンギス・ハンがその例外であるという話になるほどと感じ、また野中郁次郎先生らの「戦略の本質」の終わりにある、チャーチルとヒトラーの対比を読んで感動し、この二人も唯物史観では説明しきれない存在であるという感じの文章だったと記憶しています。英国、そしてチャーチル贔屓の私ですから、チャーチルに対する敬愛の念が滲む文章になっていたと思うのですが、その点でもジョンソン首相と共通します。
ちなみに、私は、どこかジョンソン首相が好きなんです。どこかよくわからないのですが、好きなんですね。不思議なんですが。書く内容が似ているというのも、わかる気がします。
今、あの文章を書いていたころの自分を思い出せば、不遇な時代でした。ただ、誰に向けて書くわけでもなく、虚空に向かって、自分の頭の中にある思考を、有形化、固定化したかったような気がします。
ジョンソン首相は、この文章を書いて数年の後に、チャーチルと同じ英国首相に上り詰めたんですね。書いたときはやはり、不遇をかこっていたのでしょうかね?
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