コラム

2020年8月31日
～大阪の交通事故弁護士～　交通事故紛争処理センターで弁護士をつけないという選択について

２０２０．８．３１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

交通事故紛争処理センターの示談あっ旋手続きを、弁護士をつけずに利用される方がいらっしゃいます。弁護士費用特約がなければ、仕方がない場合もあります。自己負担する弁護士費用のことを考えれば、それがベストの選択であるケースもあるでしょう。

しかし、示談あっ旋に限らず、訴訟や調停なども含めて、そしてもちろん１対１の単なる示談交渉においても、素人というものは、言葉は悪いですが、いわゆる「カモ」です。あらゆる場面において、知らない者が損をするわけです。もちろん、あっせん機関や裁判所を間に噛ませることにより、カモられる程度は若干ましになると思いますが、不利であることには変わりがありません。

弁護士特約がある場合はもちろん、なくても相当高額の賠償が見込まれる重傷事案では、どのような手続きを選択する場合であっても、弁護士を活用すべきでしょう。