コラム

2020年4月15日
～大阪の交通事故弁護士～　大阪の損害保険会社は、３交代勤務制などをとっているようです（示談交渉のチャンス）

２０２０．４．１５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所又は自宅で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

現在の大阪では、多くの損害保険会社が、３交代勤務制などの体制をとっているようです。ですから、私から担当者に電話をかけても、「在宅勤務をしております。」と不在を告げられることが多くなっています。とは言え、次の出社日を教えてもらえますので、その日にしつこく電話を掛けると、交渉できることがほとんどではあります。

損害保険会社では個人情報の規制が厳しく、在宅勤務の日には事故対応業務を殆ど行えていないようです。とすると、例えば３日に１回の出勤日に集中して事件を処理する必要があります。これが労働生産性の飛躍的向上に繋がるようです。

例えば、示談交渉であとは金額を決めるだけという段階までたどり着いている案件であれば、損害保険会社は、普段なら金額的な妥協を小出しにして様子を見てくることが多いのですが、今はいきなり本音ベースの提示をしてきます。無駄な攻防を省略せざるを得ないということでしょうか？

新規の交通事故は少し減っているようですが、半分とか３分の１にはならないでしょう。とすれば、緊急事態宣言が今後どれくらい続くのか、いずれは収まるとしても、何度繰り返されるのかが不明である以上、片付けられる事件はすぐに片付けて行かないと、近い将来、地獄を見ることが予想できるわけです。

何を言いたいのかと言うと、今、交通事故示談交渉は、被害者にとって、早期に良い内容の解決ができる可能性が高い、チャンスを迎えている、ということですね。

被害者の皆さん、どんどん弁護士を活用してください。