コラム

2020年3月9日
～大阪の交通事故弁護士～　治療方法が変わらなければ検査は不要であるのか　その３

２０２０．３．９

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

要するに、感染者であることがわかれば、水際作戦の段階であれば隔離すべきということになるでしょうし、感染拡大期で病院が詰まってしまっても、自宅待機要請をすれば多くの国民は協力するでしょう。

最近、PCR検査で陽性反応が出た人が、自宅待機要請を無視して飲食店に行っていたという事案があり、国民の怒りが激しいようです。私も、とんでもない奴がいるもんだ、と感じます。ただ、この事案についても、前提として軽症段階でPCR検査を行うことができたので自宅待機要請ができたのだということは確認されるべきでしょう。

なお、私は、希望する人全員にPCR検査をしろと言っているのではありません（また、そういうことを言っている人は、ほとんどいないでしょう。）。そもそも、健康診断や人間ドックではないので。ドクターが、症状や治療の経過に鑑みて、検査を要すると判断したのであれば、軽症であっても検査した方が良いでしょうという立場です。（続く）