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~大阪の交通事故弁護士~ 東京オリンピックの開催可能性とシンガポールの観察 その2

コラム

2020年3月2日
~大阪の交通事故弁護士~ 東京オリンピックの開催可能性とシンガポールの観察 その2

2020.3.2

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

昨夜、友人の弁護士がシンガポール国立大学留学中だったことを思い出し、メッセンジャーで連絡をとり、いくつか質問をすることができました。

彼によれば、シンガポールでは、コロナウイルスは概ね収束に向かっているという感じであるそうです。早期から水際作戦、封じ込め作戦を徹底して来たことが、功を奏したようです。また、市中感染が多く確認、報道されてきたそうです。

ただ、収束前の1~2月の同国の気温は、最高30度、最低24度ですから、これでも東京の7月くらいです。この条件下で、市中感染が相当数確認されたということですので、東京の7月の暑さに期待するのは無理があると考えるのが合理的でしょう。

シンガポールは、一党独裁の小国ですから、徹底した封じ込め策を実施でき、その効果が発揮されたという見方がかなり強いのですが、これらの特徴を日本は持っていません。

また、マレーシアでも、これまで24人の感染が確認されています。クアラルンプールの本日の最高気温は36度、最低気温は24度ですから、日本の最も暑い日と同じ位です。

マスコミはこれらの事実をあまり強調したがりませんが、それは彼らの東京オリンピックに対するポジションから当然のことでしょう。

これらのファクトを踏まえれば、コロナウイルスが蔓延していない東京でオリンピックの開催をすることは難しいと考えるのが合理的であり、コロナウイルスが蔓延していてもオリンピックの開催はできるというロジックを、今、日本の政官財は、考え出そうとしているのかもしれませんね。事実の解釈は人それぞれでしょうから。

 

 

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