• 大阪で弁護士に交通事故の相談をするなら岸正和法律事務所

~大阪の交通事故弁護士~ 外傷性ヘルニアで12級13号という主張について その31

コラム

2020年2月17日
~大阪の交通事故弁護士~ 外傷性ヘルニアで12級13号という主張について その31

2020.2.17

今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

5 12級13号の認定はどうあるべきなのか?

これもこれまでに述べてきたことで、ほとんど述べつくしたのかもしれませんが、

ア 事故直後から痛みや痺れという症状が生じたこと。特に上下肢、平たく言うと手足に痺れが生じていることが重視される。

イ アと整合するMRI画像所見があること。例えば、上下肢に痺れがあるケースで、痺れがある部位と整合する椎間板の突出~神経根の圧迫が確認できる場合など。

ウ 神経学的検査結果がア及びイと整合すること。この神経学的検査について、深部腱反射などの受検者の恣意的な回答コントロールが困難なものの信用性が高く、重視されることは仕方がないとしても、深部腱反射という検査が、検査者の技術レベルによって異常検出頻度が大きく影響されるという不安定さを内包するものであることは、強く意識される必要がある。また、深部腱反射検査が実施されていないケースも少なくない。したがって、イの画像所見が固いものである場合は、ウが存在しなかったり、あるいは一貫して陽性ではない場合についても、12級を認定するべきである。

と要約できます。

 

 

■■□―――――――――――――――――――□■■

岸正和法律事務所

【住所】
〒543-0072
大阪府大阪市天王寺区生玉前町3-25
タマダビル803号
※ 近鉄各線大阪上本町駅
大阪メトロ各線谷町九丁目駅からすぐ

【電話番号】
06-6777-7157

【営業時間】
09:00~19:00

【電話受付時間】
08:00~23:00

【定休日】
不定休

■■□―――――――――――――――――――□■■