2020.1.8
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
約30年前、竹田先生という「いい目をした若者」が、奈良県の県立高校ラグビー界にもたらしたものは大きかったです。すぐに、近隣の高田高校や志貴高校などと共に、週末に合同練習や練習試合をするようになりました。
人間が一人では賢くなれないように、ラグビーのチームもライバルがいなければ強くなれません。
この頃から、御所工業はもちろん、高田高校や志貴高校など、県立高校のレベルが上がっていきました。とはいえ、高2の冬の近畿大会予選では、まだ私の母校である畝傍高校ラグビー部は御所工業などを破り、県立高校1位として近畿大会に出場することができていました。
ちなみに、この時までの恐らく数年間は、母校のラグビー部は県立高校の中ではトップでした。と言っても、これは単に県立高校のレベルが低かったからに過ぎないと付け加えなければなりませんが。
余談を続けますが、母校はこの県立高校のレベルアップの波に乗り損ねました。御所工業主導の合同練習や練習試合に参加することは、少なくとも私がラグビー部にいた3年間ではありませんでした。まあ、鎖国でしたね。この頃から母校は、御所工業を除く県立高校に対しても、急速に優位性を失っていきました。昔と同じような練習をし、昔と同じようなレベルまでは到達できていたのでしょうが、周りが強くなる波に乗れなかったことの帰結なのでしょう。
なお、報道によると、竹田先生は毎年、御所でラグビーフェスティバルを主催し、全国から多数の高校を招いて、練習試合をするなどされ続けたようです。常に他者と交流し、切磋琢磨することで成長し続ける姿勢は、「いい目をした若者」の頃から変わっていないな、と感じます。
もしかすると、弁護士としての私が自腹を切って東京に出張してまで、日弁連交通事故相談センターの研修や懇談会、懇親会に参加し続けているのも、この御所工業の躍進と母校の低迷の影響なのかもしれません。繰り返しますが、人間は一人では賢くなれません。(続く)
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