2019.6.11
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
ドラマの中では、おしんの師匠は日本髪の髪結いとして相当成功した人として描かれています。独立して長い間自分の店を構えて、内弟子を何人も置いています。おしんが転がり込んだ少し前は、目も回るような忙しさでした。
しかし、最近は暇になって来ています。やはり時代が洋髪を求めるようになっているためです。ただ、師匠は「うちの店では洋髪はやりません。」と言い切っていました。
にもかかわらず、その能力を認めていたおしんに、洋髪の稽古をさせて自ら指導もします。また、出髪(でがみ 出張して髪を切ること)で洋髪をやれと言ったりもします。
ここに企業で言えば、主要事業で圧倒的な成功を収めた創業社長の葛藤を感じます。自分も当社も、この主要事業で成功を収めたという誇りが当然あります。また、自分個人のことを考えれば、主要事業を細々とやっていければ、何とか引退までの間事業を継続できると感じています。しかし、企業や若い従業員がそれでよいはずはない、と。このままでも構わない誇り高い自分や古参社員と、これからの洋髪の時代を生きざるを得ない若い従業員や企業に対する責任との間で、創業社長の考えや発言が揺れるということはよくあることでしょう。
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