2019.5.30
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
白い巨塔の話をしめておきたいのですが、法律家サイドよりも医師サイドからのツッコミが激しいだろうと、視聴中から感じていました。
今回の財前五郎は、癌の転移を疑わない点において現実離れしているような気がしました。私の近いところで癌の治療を受けた人たちからは、医師が転移の可能性を打ち消すために、PET検査や手術中における周辺組織の病理検査など、細心の注意を払われていたというお話しか聞こえてきません。
血液検査や視診で異常が疑われるにもかかわらず、転医の可能性を自己の経験則のみで否定しようとする財前教授には、違和感しかありませんでした。こんな藪医者がここまで来られるはずがない、と我が家では皆笑っていました。日本の臨床医療はこんなレベルではないと、私は信頼しています。
他方、「スペ患」とか外国人富裕層という、一流病院の現実とされる点についても触れられており、この点は製作側のこだわりを感じました。個人的には、医療についてくらいは富める者も貧しき者も等しく扱われるべきだと思うのですが。国立大学病院は、日本国民が共有する資産であるということは、忘れられてはならないでしょう。
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