2020.12.20
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
Twitterを観察していると、73期新人弁護士の登録時期のためか、弁護士の職印ネタが多く見られます。特に気になったのが、職印を自腹で購入させられる事務所の弁護士は、退職するのが早いというネタです。
私も、最初に就職した事務所を早期に辞めた者なのですが、弁護士の職印に関しては、さすがに事務所が購入してくれることになっていました。ただ、そこから先が様々な意味で私らしいのですが、私は、ほとんど自腹を切って職印を購入しました。簡単に言えば、事務所が別の新人弁護士に購入してくれた木製の職印の代金と同じ金額を支給してもらい、そこに自己の資金を加えて、象牙の職印と本水牛の職印を一本ずつ購入しました。「主として自腹で」購入したという感じでしょうか?
なぜそういうことをしたのかと言いますと、私は、弁護士になるはるか以前から、弁護士になると象牙で職印を作成することを決めていました。
印鑑というものは、三種の神器の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が「璽」(皇帝の印章)と呼ばれていることもあり、個人的には「宝」のイメージがありました。また、弁護士としての能力において至高の水準まで到達することを目指していた当時の私は、職印の素材についても、至高のものでなければならないという、論理的ではないが熱い想いがあったのでした。
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