コラム

2020年11月15日
～大阪の交通事故弁護士～　弁護士からの相談について

２０２０．１１．１５

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

私のように交通事故事件のみ取り扱っていることを公にしていると、弁護士から、交通事故事件に関する相談を受け、助言を求められることは少なくありません。時として、依頼者から弁護過誤の指摘を受けて困っていますという、弁護士からの相談もあります。それらの多くは、弁護過誤ではないだろうというものであり、辛抱強く依頼者と話し合いを継続すれば、問題なく収束するだろうというものです。

しかし、残念なことに、「この弁護士、やっちまったな。」という案件も稀にはあり、そのようなときはかなりシビアな意見を、弁護士に対して言います。具体的なことはここには書けませんが。

現在、若手の弁護士向けに書かれた読みやすい本が多数あります。そのような本であれば、どのような本にも書かれているような基本知識すら身につけずに仕事をやってしまうことは、非常にリスクが高いことだな、と思います。当たり前のことなんですがね・・・。

そういう本を２，３冊買っても１万円位です。また、通勤時間や土日を使ってそれらを読み込むのにかかる時間は、一般的な弁護士であれば１か月もかからないでしょう。非常に安い投資ですが、リターンは大きいと思います。ただ、やらない人はやらないんですね。