コラム

2020年10月11日
～大阪の交通事故弁護士～　交通事故・被害者側の事件しか取り扱わない弁護士が、今思うこと

２０２０．１０．１１

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

先ほど、私のFacebookに以下のような投稿をしました。

「その人が何者であっても、不合理な弁明に終始する人が、被害者遺族から許されないこと、また世論から糾弾されることは当たり前のこと。法的制裁だけが社会集団における制裁ではなく、むしろ社会的制裁が法的制裁の不備を補うことは少なくない。仮に刑事被告人が、現実に刑務所に収監される可能性は低いのであれば、社会は彼に制裁を加えようとするだろう。社会とはそういうもの。

なお、普通の人々は、高齢者がブレーキとアクセルを踏み間違えて交通事故を起こしたからといって、それだけで彼を極悪人扱いしない。しかし、客観証拠と整合しない不合理な弁明をし続ける人に対しては、人間性を疑うことだろう。普通の人々とはそういう人々。

社会とは、また普通の人々とはどういうものなのか、丁寧に考察した上で、自分の意見を持てるようになりたい。

弁護士たちのSNSを読みながら、そういうことを考える日曜日の昼。」